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2009年7月27日 (月)

話を聞いて~続きの続き

さて、こちらサイドの事情はご理解いただけたかと。

たっぷりと時間を取ってもらった開始前の時を終えて、いよいよ本番へ。

まず、先生からお話しがあったのは・・・

問題のラディー兄2,3のことから。

この調書というかカルテ!を記入している時間、実はこれ、「何をしてもかまいませんから」とフリーにしておいたラディーと私たちのやりとりを見る診断の時間でもあったのでした。

やはりカウンセリングみたい、と思った印象はそう的外れでもなかったのです。

家族間のコマンドの統一の揺らぎ、それぞれへの態度、それに対する対応、などなど。

質問の間にもラディーは動き回っているわけですから、こういう場だからとよそいきの姿だけではなく、自ずと普段の様子がうかがい知れるというわけです。

しつけや飼い方の本などで、罰する方法を主体に書いてあるものがあります。私自身、昔読んだ本の知識、過去の経験などから、お腹を見せるのは従順の印だから服従させて叱るときはそのように押さえつけるだとか、マズルコントロール(鼻面をつかんで振り回す)などを用いながら言い聞かせるだとか、特に疑いもせずにそういうものなのだろうと思っていました。(まあ、やってはいなかったのですけどね。)(知らなかったのですが、中には飛び付きをやめさせる方法として、地面に残っている後肢を思い切り踏みつけるというものもあるそうです!)

誤解無きよう、トレーナーさんが言っているのはこういうことを推奨しているわけではありません。

むしろ真逆、そう勘のいい方なら、というよりわんことつきあっている方なら自然とわかる答え、要するに「ほめて育てる」というものなのです。

確かに人間も同じ、怒られるよりほめられた方が伸びるとも言われています。

ただ、良いことをしたときであれば事は簡単なのですが、その反対、良くないことをしたときにはどう対処すればよいか。

実際に、彼らが噛まれて痛がっているときはどうすればよいのでしょうか。

基本はやっていけないことをしたときは無視をするのだそうです。無関心を装うとか、、、

しかし、これは大人ならともかく、小さな子どもにはなかなか難しい問題でもあります。

確かに、見ているとわんこが嫌がることをする、つまりちょっかいを出す方にも良くないところがあります。これは様子を見ていたトレーナーさんからも指摘を受けました。

また、私たちが見ていても、追い掛けられて噛まれると最初はおもしろがって逃げ回って遊んでいるラディー兄2の方が、彼女が興奮してくると被害が大きいようです。

むしろ3の方がさっと立ち止まり、腕組みして両手をかばい、両足をピタリと閉じて、攻撃されにくい姿勢を取るので、わんこの方からもエスカレートしにくいのも事実でした。

ただ、これもいつもというわけにはいかない・・・やはり四六時中注意を維持するのは大変です。

そこで、併用というか同時に行うことを提案されたのが、わんこ自身の噛むという欲求を十分に満足させてあげるということでした。

これに必要なのは、まず毎日の食事から考えなければいけません。

ショップから同じ銘柄のものを与え続けているケースは多いと思います。いわゆるドッグフード、乾燥した小粒タイプのものが殆どで、月齢など場合によってはこれを少し柔らかくしてあげることが推奨されています。

これも、やはり噛み応え、という点では劣るわけですから、ある程度の月齢になったらそのままの状態であげる方がその点では望ましいのだそうです。(だいたいフードの袋に掛かれている目安より前倒しになるようです。)

また、多くは食事を一日あたり2~3回に分けて与えることが殆どだと思いますが、これを総量として一日分にとりわけておき、日に何度も手ずから与えることを薦められました。

回数を多くすることで噛む回数も増え、またスキンシップの機会も増える。さらにはそれをトレーニング、しつけのチャンスととらえ、コミュニケーションの程度をあげていく。

なるほど、この理論はちょっと目から鱗でした。。。

そして、もう一つ、噛んでもよい遊びを十分に取り入れていくという事でした。

おもちゃは基本的に噛むものが多いのですが、ついついケージなどに入れっぱなしになっていることが多々あります。

これをきちんと管理する。最低限10種のものを用意し、その中から3つ程度をローテーションで与えてあげる。そしてそのままにせず、きちんと区切りをつける。

特に良いアイテムとして実際に使って見せてくれたのが、いわゆる引っ張りっこロープでした。

これは通常市販されているものより長めで柔らかく、乳歯生え替わり前のわんこにも優しいもので、私たちが話を聞いている最中、ラディーはずっとこのロープに夢中で遊んでおりました。(ちなみに、これ、お話しの終わったあとに、実際に買い求めて帰ろうと思い、店内を探してみましたが見つからず、結局店員さんに問い合わせました。すると、他の仕事していたトレーナーさんが出てきてくれて、実はこれはまだ商品開発中のもので試験を兼ねて使っているものであり、まだ発売前のものだと聞かされました。残念がっている私たちを見て気の毒に思ったのか、使い掛けのもので良ければとそのまま譲っていただきました。)

これを使ってたっぷり1時間以上遊んだラディーは、その晩、心底満足したかのようにぐっすりと深い眠りについたのでした。

ああ、本当に噛む行為に満足したのだな、という安らかな寝顔でした。

ここまでで都合約2時間半、予想外の時間オーバーとなりながらも、私たち家族のために貴重な時間を割いていただきました。

おっと、トイレトレーニングの話も抜け落ちてます。。。これはまた続くということになってしまいました。。。

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コメント

ん~~~む。噛むという行為に、そんなに大きな比重がかかっていたのですね~。

特に育ち盛り、骨も肉も、そして牙も日々育っていくわけですし、Laddyちゃんもあちこちむずがゆかったのかも知れないですね~。

ラディー兄さんズそれぞれにも、Panさんは何か指針を示したのでしょうか?色々と興味深いです。(@_@;)

めりさん、毎度ありがとうございます。
人間も早食いの人は噛む回数が少なくて、満腹中枢が刺激されにくく、余計に食べ過ぎるとか言うじゃないですか。
きっと犬の場合、本能に近い部分の脳とダイレクトに直結しているんじゃないですかね。
文字通り、歯が命、ってやつなんでしょうね~。

ラディー兄1,2,3はそれぞれ比較的年齢がとんでいます。
なかなか統一見解ひとつ出しておけば済むというわけにいかないところが難しいところで、それぞれに応じた話し方、説明をするよう心掛けています。
ああ、そういえば末娘ともちゃんとコミュニケーションをとっておかねばですね。女の子はムズかしいから、年頃になって嫌われないようにしなくては・・・笑

大変参考になりました。パパさんありがとうございます♪^^
ご飯の1日の総量を小出しで手であげるというのも、
共働きの家庭は現実的に難しい話ですが、コミュニケーションをはかれる手段としては最適だと思いました。私は基本的に家に居ますので、
出来ないことはないのですが、ご飯はやはり1日2回でまとめています。遊びの方は引っ張りっこを毎日やっていますので、これはこのトレーナーさんの指示どおり結果的にオーライのようです。あと褒めて伸ばす方法も(笑)
引っ張りっこのロープは、我が家は手作り製です。
ホームセンターで作業用ロープ(綿素材、太め)を買ってます。
結構長持ちします!安くて長持ちなのでお勧めです。
噛むのも本能以前に、アゴや歯、口の発育に関係すると思ったので
うちは3ヶ月ぐらいから牛皮の骨っこ(いわゆるガム)をあげていました。
でもやっぱり腕や足、髪の毛は噛んできます(遊ぼう攻撃のときに噛む)が、月齢とともに徐々におさまっているような感じがします。毎日バトルですが(笑)
やっぱり少なからず、ラディ嬢も遊びたくてかんでくるんでしょうね。

トイレトレ方法も、いつか役立てる日のために楽しみに待っています♪^^笑
2頭目のため???笑

ひろさん、ありがとうございます。
たいしたものではありませんが、何かの参考にしていただければ幸いです。
総量方法、小出しにしていきながら結果一日で食べきればいいので、うちも朝晩の二回をボリューム多くしてました。
で、現在はキレイに二回、あとはほんとにおやつ的に使ってます。
そうですよね、前のエントリで映っていたロープ拝見したときに、市販されていないからおそらくしんさんの手作りだろうな、とは思っていましたよ。
うん、ホント愛情たっぷり注がれてますね、NELLちゃんは!
そのうちまたまとめたいと思ってますが、ガブッチョ対策、ひろさんがなさっているようなことの積み重ねですよ。それで今ではラディーもよほどのことがない限り、ガブリとはやらなくなりました。(但し、これも書いたような内容だけに頼って、という訳でもなかったのですがね・・・)
そうなんですよ、実は密かに多頭を夢見るんですよね~!
そうするとこんなことでくじけてちゃいけないなぁ、と思うことがいい励みになったりしませんか?(笑)
(でも、やはり♀の方が手が掛からないような気がしますけどね。)

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